この記事は入管手数料が改定された件について。
2025年4月以降のビザ申請から、在留カードや就労資格証明書などの発行手数料が変更されました。
2025年の3月までに出した申請については、値上げ前の価格になります。
審査が長引いている人や永住申請の方は、旧基準での金額です。
(永住許可申請に関しては、早くても令和7年9月以降かと)
入管手数料の値上げの理由は、人件費やシステムの維持費の高騰などが原因です。
このご時世だと致し方無い部分がありますね。
郵便料金なども値上がりしましたし…
新しい入管手数料は以下の通りです。
概ね1,000円から2,000円程度の値上げになります。
入管手数料は現金ではなく、手数料納付書に収入印紙を貼り付けた形で支払います。
収入印紙は郵便局で購入できます。
(コンビニでは高額印紙は売っていない)
申請の種類 | 窓口申請 | オンライン申請 |
---|---|---|
在留資格変更 | 6,000円 | 5,500円 |
在留資格更新 | 6,000円 | 5,500円 |
永住許可 | 10,000円 | 未対応 |
再入国許可(1回) | 4,000円 | 3,500円 |
再入国許可(複数回) | 7,000円 | 6,500円 |
就労資格証明書 | 2,000円 | 1,600円 |
特定登録者カード | 4,000円 | 未対応 |
特定登録者カード |
2,000円 | 未対応 |
上記の価格表で窓口とオンライン申請で手数料が分かれています。
電子申請した場合、500円ほど安くなっております。
入管としては窓口の混雑を少しでも解消したいからでしょう。
入管窓口は何時行っても混雑しています。
先日も大阪入管に行って参りましたが、待合室のベンチは全部埋まっていました。
さらに申請の列は階段を超えて1階にまで。
オンライン申請のメリットは、入管窓口に行かなくて良い部分です。
入管までの交通時間や交通費、待ち時間を考えると…
人によっては1万円以上のコスト削減になります。
ただオンライン申請は、PCスキルとカードリーダーの購入や設定が面倒です。
あとシステムの操作に慣れないと大変です。
あと窓口で相談出来ない部分も不便ですかね…
年1回もしくは数年に1回の手続きなので、窓口の方が楽なこともあるのかもです。
永住ビザの申請ですが、現時点では窓口申請のみです。
少し前に2025年中にオンライン申請ができると聞いていたのですが…
2025年4月に入管システムの管理業者が変更されたので…
永住ビザの電子申請は当面先の話になるのでしょうね。
早くオンライン申請に対応して頂きたいです。
以上が入管手数料の値上げについてでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
行政書士やまだ事務所 所長
行政書士 山田 和宏
日本行政書士会連合会 13262553号
大阪府行政書士会 6665号
申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)
大阪府行政書士会 国際研究会会員
大阪府行政書士会 法人研究会会員
【適格請求書発行事業者】
インボイス登録済
番号:T1810496599865
【専門分野】
外国籍の方の在留資格手続き、帰化申請(日本国籍取得)
年間相談件数は、500件を超える。
【プライバシーポリシーと免責事項】
行政書士やまだ事務所のプライバシーポリシーと免責事項については
こちらの記事で解説しております。
【令和7年・会長表彰】
【運営サイト】
はい大丈夫です。
お電話の場合、書類の確認などができないので、分かる範囲内での回答になります。
許可を出すのは入管局なので、100%必ずとはお約束は難しいです。
許可が取れるように最善を尽くします。
(虚偽申請はダメですけど)
在留カードなど本人確認書類をご持参いただけると幸いです。
大丈夫です。
相談者様が納得された時にご依頼いただければと思います。
(配偶者ビザ申請はお互いの信頼が最重要)
強引に契約を迫る事はございません。
配偶者ビザの種類によりますが、概ね以下の日数はかかるかと思います。
・新規の呼び寄せ:3か月
・ビザ更新:2か月
・ビザ変更:2か月
書類の準備に1か月程度と入管局の審査期間が必要です。
参考までに入管局の標準処理期間を6年分の推移をコンテンツにしております。