この記事は配偶者ビザの審査期間をご紹介します。
先に審査期間の平均的な日数を記載します。
概ねこの様な数字に落ち着きます。
時期やタイミング、入管局からの質問対応で日数が前後することもありますが。
何日くらいでビザが取れますか?
出来る限り早く許可でると嬉しいです。
弊所にご依頼&ご相談される方からビザが取れる日数の質問が寄せられます。
(依頼含みの相談だと100%に近い確率で)
少しでも早く一緒に暮らしたい気持ちがヒシヒシと伝わってきます。
(特に外国からの呼び寄せ案件の場合)
早速ですが、結婚ビザの審査期間の平均日数6年分をご紹介します。
呼び寄せ(認定) | 更新 | 変更 | |
---|---|---|---|
H29.4月~6月 | 54.8 | 30.3 | 28.5 |
H29.7月~9月 | 64.5 | 33.3 | 31.6 |
H29.10月~12月 | 52.6 | 30.4 | 29.9 |
H30.1月~3月 | 49.9 | 31.7 | 32 |
H30.4月~6月 | 47.6 | 53.1 | 30.4 |
H30.7月~9月 | 53.4 | 34.8 | 31.4 |
H30.10月~12月 | 58.3 | 30 | 29.6 |
H31.1月~R元.3月 | 66.3 | 26.2 | 28.5 |
R元.4月~6月 | 68.8 | 30 | 30.6 |
R元.7月~9月 | 67.1 | 34 | 31.6 |
R元.10月~12月 | 73.3 | 36.3 | 33 |
R2.1月~3月 | 74.1 | 33.9 | 30.7 |
R2.4月~6月 | 65.7 | 29.9 | 29.9 |
R2.7月~9月 | 102 | 31.4 | 32 |
R2.10月~12月 | 51.5 | 31.1 | 32.1 |
R3.1月~3月 | 50.3 | 27.8 | 30.3 |
R3.4月~6月 | 50.6 | 26.2 | 29.7 |
R3.7月~9月 | 51.8 | 27 | 31.5 |
R3.10月~12月 | 43.7 | 26.3 | 31.3 |
R4.1月~3月 | 39.4 | 28.8 | 33.4 |
R4.4月~6月 | 43.1 | 29.6 | 34.7 |
R4.7月~9月 | 45.2 | 29.3 | 36.2 |
R4.10月~12月 | 45.2 | 29.3 | 36.2 |
平成29年4月から令和4年12月までの配偶者ビザの標準処理期間です。
こちらの数字は入管庁が公表している情報を弊所の行政書士が加工したものです。
表を見た感じだと標準処理期間は呼び寄せが長く、更新と変更は比較的に早く結果が分かるように見えます。
更新と変更は、現在のビザが切れない内に結果を出す必要があるから比較的に早い目なのかと思います。
(入管庁の審査要領にも、出来る限り配慮するようにと書かれている)
まずは在留資格認定証明書(COE)の審査期間をご紹介します。
早い時で40日、遅い時では102日と発行されるまでに時間にバラツキがあります。
平均すると60日プラスマイナス10日あたりですね。
R2.7月~9月の100日を超えた辺りから、審査期間が50日から40日と期間が短縮しています。
(審査方法の効率化を図ったのでしょうか)
呼び寄せをする人的には、少しでも短い方が良いですね。
ちなみに在留資格認定証明書(COE)とは、海外に居るパートナーを日本に呼び寄せる時に使用する書類です。
2023年3月17日からは電子メールでの交付がスタートしました。
COEの申請は時間が掛かります。
理由は慎重な審査と明確な締め切りが無い事が挙げられます。
(スケジュールがタイトな方が優先される傾向がある)
次は配偶者ビザの標準処理期間のグラフです。
在留資格更新許可申請は概ね30日プラスマイナス5日程度で推移しています。
平成30年4月から7月だけ50日を超えていますが、異常値はここだけなので審査が集中したなどの理由があったのだと推測します。
グラフの数字から令和5年以降の配偶者ビザ更新も1か月前後で結果が出ると思われます。
お次はビザ変更のグラフです。
こちらもビザ延長と同様に受理されてから1か月前後で結果が分かります。
令和3年4月から徐々に審査期間が長くなっている傾向が見られます。
(5日から7日ほどですけども)
令和5年以降も受理から1か月程度かかると思って頂ければ良いかと。
(個別事情で長くなる可能性はありますが)
在留資格「日本人の配偶者等」の標準処理期間を見てきました。
ここから少しでも早く許可を取る方法について。
ビザ取得に掛る時間は以下に分かれます。
入管局の審査期間は、申請者や行政書士は待ち続けるのみです。
コントロール出来るのは、申請書類の準備や補正対応です。
弊所の肌感覚では、申請書類の準備に1か月程度かかることが多いです。
一番時間がかかるのは、外国の結婚証明書などを揃える部分です。
(EMSで原本のやり取りに時間が取られる)
また日本で集める書類も在職証明書など日数がかかる物があります。
(郵便事情の悪さを考えると1週間くらいかかることも)
配偶者ビザを取得するまでの時間は、書類収集をどれだけスムーズに進められるかに掛かっています。
申請書一式と必要書類が受理されたら、役所の審査がスタートです。
ときおり審査中に入管局から郵便が届くことがあります。
結果が来たと思って封を開けると…
中に入っているのは、追加資料の請求。
提出書類だけでは分からない部分を説明せよとのお達しです。
例えば留学ビザでパートナーの納税証明書を提出せよと言った感じで。
資料請求の締め切りが1週間前後くらいです。
(かなりタイトなスケジュール)
入管局からの指示は必ず従う必要があります。
(何度も電話が掛って来て、それでも放置したら不許可に)
資料追加の郵便が来た場合、対応完了するまで審査がストップします。
対応が遅れれば遅れる程に結果通知が遅くなります。
例えば我々が1週間で対応完了した場合
上記のスケジュールでも13日から14日ほどかかります。
最低でも2週間は審査が遅れる事を意味します。
配偶者ビザの取得期間を早くするには、最初の書類準備と補正対応のスピードに掛かっています。
特に補正対応があった場合は時間がかかります。
極力追加資料請求が来ないようにするのが重要です。
弊所は最初の段階で、入管局が疑問点を持つだろう部分をフォローした書類を準備いたします。
(他所の行政書士も同じかと思うけど)
今のところ資料追加請求が来た件数はそれほど多くありません。
(完全にゼロとは行かないですけども)
少しでも早く許可を取りたい方は、行政書士にお手伝いして貰うことをお勧めします。
(営業トークだけど、本当にそう思います)
以上が配偶者ビザの審査期間についてでした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
行政書士やまだ事務所 所長
行政書士 山田 和宏
日本行政書士会連合会 13262553号
大阪府行政書士会 6665号
申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)
大阪府行政書士会 国際研究会会員
【適格請求書発行事業者】
インボイス登録済
番号:T1810496599865
【専門分野】
外国籍の方の在留資格手続き、帰化申請(日本国籍取得)
年間相談件数は、500件を超える。
【運営サイト】
はい大丈夫です。
お電話の場合、書類の確認などができないので、分かる範囲内での回答になります。
許可を出すのは入管局なので、100%必ずとはお約束は難しいです。
許可が取れるように最善を尽くします。
(虚偽申請はダメですけど)
在留カードなど本人確認書類をご持参いただけると幸いです。
大丈夫です。
相談者様が納得された時にご依頼いただければと思います。
(配偶者ビザ申請はお互いの信頼が最重要)
強引に契約を迫る事はございません。
配偶者ビザの種類によりますが、概ね以下の日数はかかるかと思います。
・新規の呼び寄せ:3か月
・ビザ更新:2か月
・ビザ変更:2か月
書類の準備に1か月程度と入管局の審査期間が必要です。
参考までに入管局の標準処理期間を6年分の推移をコンテンツにしております。