この記事は入管からハガキが届いた時の対応方法について。
この記事で申し上げたい事は、マンガでまとめました。
ここからは漫画で書いたことを掘り下げた内容になります。
配偶者ビザ申請をした後には、入管から色々と郵便物が届きます。
例えば審査途中で担当官が申請内容を詳しく知りたいときは、特定記録郵便で「資料提出通知」が届きます。
入管から届いた郵便を無視または放置は厳禁です。
資料提出通知の放置は、不許可を意味することが多いです。
入管から良く分からない郵便が届いで、対応に困っでいる場合は行政書士に相談しましょう。
弊所でもご相談を承っております。
入管から届くハガキは実態調査の一つです。
配偶者ビザは基本的に書面審査ですが、電話や訪問など別の手段を用いて調査を行うことがあります。
配偶者ビザの更新や変更申請の結果は、普通郵便のハガキで届きます。
(申請時に入管の窓口で住所を書いた葉書)
オンライン申請だと、メールの場合もあります。
(本人申請は、ほぼ葉書になるかと)
事務所のポストに葉書が入っていたのを見たとき…
非常に緊張します。
ご依頼者様に嬉しいお知らせが出来るか、悲しいお知らせになるか…
その後の対応が全く変わってくるからです。
上記の画像は葉書の見本になります。
文言は配偶者ビザの結果が出たので、入管のカウンターに来でくださいと書かれています。
この文言だけ見ても、配偶者ビザの許可・不許可は書かれていません。
しかしながら葉書の文書を見ると許可か不許可が分かります。
許可の場合
上記のハガキの様に、持ってくる物欄の収入印紙欄にチェックが入っています。
この4,000円は在留カードの発行手数料です。
不許可の場合
収入印紙欄にチェックが入っておらず…
〇月〇日に本人が入管に来でくださいと書かれています。
不許可の場合は、ハガキではなく封筒で来ることが多いです。
配偶者ビザが許可された場合、葉書に書かれた期間内に在留カードを貰いに行きます。
在留カードは本人もしくは親(18歳未満の場合)のみとなっています。
例外的に行政書士など取次者が貰いに行くことが可能。
(行政書士に依頼するメリットの一つ)
この時に持参する物は以下の通りです。
申請受付票は、上記の画像が見本になります。
配偶者ビザの申請を受理された時に貰う紙で、A4用紙を3等分したサイズです。
4,000円の収入印紙は、コンビニでは売ってないです。
郵便局で購入します。
入管によっては、売店で販売している所もありますが…
売り切れのリスクがあるので、行く前に購入が吉です。
期限までに行けない時
何らかの事情で期限内に行けない場合、入管に連絡しで行ける日時を報告します。
連絡なしで遅れた場合、最悪はオーバースティのリスクがあります。
特に海外に出国しているなどの場合は注意が必要です。
弊所では平日に入管へ行けない人の為に、在留カード受け取り代行サービスを提供しています。
範囲は大阪入管管内となりますが、入管へ行くのが難しい人はご検討いただければ幸いです。
次は残念な結果になった場合です。
この場合は出頭の期日が書かれた文書が届きます。
詳細な対応方法は別記事で解説しております。
ここでは流れについてご紹介します。
指定された期日に出頭します。
入管の個室に通されて、不許可を告げられます。
次に特定活動(出国準備)の在留資格が付与されます。
これは母国へ帰るための引っ越し準備する為の期間です。
在留期限は、30日か31日のどちらかがでます。
30日と31日、たった一日の差ですが。
非常に大きな違いがあります。
31日の場合、その期間中に再申請の可能性があります。
逆に30日の場合は、再申請は難しいケースが多いです。
大阪入管の場合、30日の在留期限しかでないです。
なのでリカバリーする方法は、一度帰国しでから在留資格認定証明書(COE)で呼び寄せになります。
関連記事:在留資格認定証明書(COE)でパートナーを呼び寄せる
万が一、不許可だった場合、行政書士などの専門家への相談をお勧めします。
不許可になった場合、冷静でいるのは難しいと思います。
再申請をする場合、不許可の原因を知ることが重要です。
その後はリカバリー出来るかの判断も必要です。
また不許可からの再申請は、1回目の申請よりも難易度が高くなります。
(前と同じ書類を出しでも結果は同じです)
以上が入管からハガキが届いた場合でした。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
行政書士やまだ事務所 所長
行政書士 山田 和宏
日本行政書士会連合会 13262553号
大阪府行政書士会 6665号
申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)
大阪府行政書士会 国際研究会会員
大阪府行政書士会 法人研究会会員
【適格請求書発行事業者】
インボイス登録済
番号:T1810496599865
【専門分野】
外国籍の方の在留資格手続き、帰化申請(日本国籍取得)
年間相談件数は、500件を超える。
【プライバシーポリシーと免責事項】
行政書士やまだ事務所のプライバシーポリシーと免責事項については
こちらの記事で解説しております。
【運営サイト】
はい大丈夫です。
お電話の場合、書類の確認などができないので、分かる範囲内での回答になります。
許可を出すのは入管局なので、100%必ずとはお約束は難しいです。
許可が取れるように最善を尽くします。
(虚偽申請はダメですけど)
在留カードなど本人確認書類をご持参いただけると幸いです。
大丈夫です。
相談者様が納得された時にご依頼いただければと思います。
(配偶者ビザ申請はお互いの信頼が最重要)
強引に契約を迫る事はございません。
配偶者ビザの種類によりますが、概ね以下の日数はかかるかと思います。
・新規の呼び寄せ:3か月
・ビザ更新:2か月
・ビザ変更:2か月
書類の準備に1か月程度と入管局の審査期間が必要です。
参考までに入管局の標準処理期間を6年分の推移をコンテンツにしております。