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質問書の書き方と見本|配偶者ビザを取得する場合

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配偶者ビザの質問書とは

配偶者ビザの質問書とは
この記事は結婚ビザの質問書についてご紹介します。

 

 

質問書とは、ご夫妻が配偶者ビザの要件を満たしている事を入管局に説明する資料です。
質問書は配偶者ビザの呼び寄せと他の在留資格からの変更申請の時に使用します。

 

 

関連記事:配偶者ビザ新規申請の必要書類リスト

 

 

関連記事:配偶者ビザ変更の必要書類

 

 

質問書で説明する内容は以下の通りです。

 

  • 日本人配偶者の基礎情報(住所や勤務先)
  • 結婚に至った経緯(ファーストコンタクト~結婚まで)
  • 紹介者の有無
  • お互いの語学力
  • 婚姻届の2名の証人の情報
  • 結婚式と披露宴について
  • 結婚歴(初婚か再婚か)
  • 外国人パートナーの来日回数
  • 日本人パートナーの出国回数
  • 退去強制や強制出国の有無
  • お互いの親族の情報
  • お互いの子供の情報
  • 記入者の署名(自筆のサイン)

 

 

お互いのプライベートに関して、非常に突っ込んんだ内容が聞かれます。
審査で必要な項目ですので、お気を悪くしないでください。

 

質問書のダウンロード

弊所のサイトには質問書を始めとする入管申請書類をダウンロードが可能です。
ご自身で書類を作成するなどでご入用の方は、下記のテキストリンクより取得してください。

 

 

質問書のダウンロード

 

 

未記入の質問書の見本

まずは何も書かれていない質問書。
2枚ずつコピペした物を掲載致します。

 

1枚目と2枚目の質問書

配偶者ビザの質問書1・2枚目

3枚目と4枚目の質問書

結婚ビザの質問書3・4枚目

質問書5枚目と6枚目

結婚ビザの質問書5・6枚目

質問書ラスト

結婚ビザの質問書7、8枚目

 

 

随分とたくさんの書類に、細かい事が一杯書かれてる。
こんなに書かないといけないの?

 

1枚目の記載例

配偶者ビザ1枚目の記載例
1枚目の書き方見本です。
緑色の部分が、新しく記入した部分になります。

注意事項

配偶者ビザ1枚目の注意事項
最初は質問書全体の注意事項です。

 

注意点は以下の二つです。

  • 虚偽の内容を書かない
  • 出来る限り詳しく正確に

 

嘘を書かない、不利な内容をワザと記載しないのはダメです。
入管局は一番嫌い、発覚すると内容次第では一発で不許可になることも。
(日本に居る家族が1人書き忘れただけでNGになった事例もある)

 

あとは可能な限り詳細に書くこともポイントです。
空白が多いと本気度が低いと思われて不利になることも。
(説明不足で不許可や在留期間が短めになることも)

申請者の情報

配偶者ビザ質問書1枚目の上部の説明
まずは申請者(在留資格認定証明書に掲載される人)の基礎情報を記入します。

 

まずは申請人の国籍。
例:大韓民国、ベトナム、フィリピン、中華人民共和国など。

 

次に名前。
漢字圏の方は漢字で性と名を。
それ以外の方はアルファベットで。
例:金夏銀、Nguyen Thị Huangなど。

日本人配偶者の情報

配偶者ビザ質問書1枚目の下部の説明
次は1ページ目の下半分。
日本人夫(妻)の情報を記入します。

 

  • 氏名(フリガナ)
  • 国籍
  • 自宅の住所
  • 電話番号(家電、携帯)
  • 同居者の有無
  • 自宅は持ち家、賃貸、家賃と広さ
  • 勤務先の名称
  • 勤務先の仕事内容
  • 住所・電話番号
  • 就職年月日

 

年月日は西暦で記入します。
電話番号でスマホだけの人は、家電の部分は空白。
同居者の有無は、ビザの変更の場合はパートナーと一緒に暮らしている事が前提に。

 

現在の自宅で一緒に暮らす場合(新居を用意しない)場合は、夫婦が普通に生活できるスペースが必要。
就職年月日も忘れずに記入しましょう。

質問書2ページ目の記載例

配偶者ビザ質問書2ページ目の記載例
次は2ページ目です。
ここからは交際の経緯について記入します。

初めて会った日時と場所

配偶者ビザ質問書2ページ目の書き方上部
夫婦のファーストコンタクトの年月日と場所。
例:2010年、4月16日、大学のサークル棟。

 

出来る限り正確な日付と具体的な場所を書きます。
正確な年月日を忘れた場合は、覚えている部分を正確に書いてください。

結婚に至った経緯を文書で記入

配偶者ビザの理由書の一部
次は夫婦の結婚に至るまでの経緯を文書で記入します。
書き切れない場合は、「別紙のとおり」などと書いて別の紙に。

 

内容は下記の様な流れで書きます。

  1. ファーストコンタクト
  2. 交際
  3. デートや旅行
  4. お互いの両親や友人に紹介と挨拶
  5. プロポーズ
  6. 結婚式
  7. 婚姻届け
  8. 今後の生活について

 

 

出来る限り日付や場所を具体的に記入します。
フワッとした話より感情を入れた報告書兼お手紙みたいな感じで書きます。
(ちょっと分かり難い?)

 

この部分は業界では理由書と呼ばれ、配偶者ビザ申請で肝の部分になります。
詳しい書き方や参考文例は、別の記事にて掲載します。

 

 

関連記事:申請理由書の書き方

 

 

質問書3枚目の見本

質問書3枚目の見本
質問書の3枚目です。
このページは夫婦の紹介者と日常会話の共通言語を書きます。
この部分も審査で厳しめに見られる部分ですね。

夫婦の紹介者の有無

紹介者の有無を聞く質問書
紹介者の有無を問うてます。
該当する場所にチェックマークを入れます。
誰もいない場合は、無にチェックを入れて後は空白です。

紹介者の情報

紹介者の情報を聞く質問書
この欄は夫婦の紹介者の情報を記載します。
紹介者の国籍から名前、住所、電話番号、紹介された場所や日時など詳しい内容を書きます。

 

紹介者が国際結婚のお見合い業者など会社の場合も同様です。
(まれに紹介者に連絡が行く場合があります。)

紹介者と申請人、配偶者の関係

紹介者との関係を聞く質問書
この欄は紹介者と夫婦との関係を記入します。

 

この部分も具体的、詳しく書いていきます。
(知人、友人とシンプルに書くと後で追加資料を求められる可能性あり)

 

例では夫婦の共通の友人で学校のサークルで紹介したと書きました。

国際結婚した夫婦が日常会話で使う言語

日常会話の言語を聞く質問書
次は夫婦間の日常会話です。
会話で普段使いしている言語を書きます。

 

次はそれぞれの母国語です。
例では、共通言語は日本語、お互いの母語は韓国語と日本語にしています。

質問書4枚目の記載例

質問書4枚目の記載例
4枚目は相手さんの母国語の会話能力と婚姻届の証人について記入します。
相手の母国語(外国語)を覚えた理由も説明が必要です。

 

相手の母国語の理解状況

質問書の相手の母国語の理解状況
4枚目の最初は、夫婦のお互いの母国語のレベルを記入します。
4段階のうち該当するものにチェックを入れます。

 

  1. 難しい(通訳が必要)
  2. 筆談(あいさつ程度)
  3. 日常会話は可能
  4. 会話に支障なし

 

相手の母国語を覚えた方法と理由

質問書で相手の母国語を覚えた方法と理由
中段はお互いの母国語を覚えた方法や理由について聞いています。
学校で勉強した、NHKの韓国語講座を中心に独学、両親がバイリンガルだった…
具体的な説明を文書で記載します。

 

次は意思疎通が難しい時の対応方法です。
筆談でコミュニケーションを図る、ボディランゲージ、通訳アプリ、辞書で調べるなど。

婚姻届を出した時の証人

質問書で婚姻届を出した時の証人
4枚目の最後は、婚姻届の証人の情報を記入します。
国際結婚手続きは、外国から始める外国方式と日本からスタートする日本方式と2種類あります。

 

日本方式で婚姻手続きをする時は、婚姻届に2人の証人が必要。
届に記入した証人の情報を入管局は求めています。

 

 

誰が証人になったかは、意外と重要です。
両親や兄弟など親族以外だと、なぜ家族に頼まなかったのかと思われます。

 

質問書5枚目の記載例

質問書5枚目記載例
質問書5枚目になります。
ここでは結婚式とお互いの母国への訪問回数を記載します。
結婚式の有無も偽装結婚であるか否かを確認する重要な項目です。

 

 

関連記事:結婚式と配偶者ビザ審査について

 

 

結婚式の内容と参加者

質問書の結婚式の内容と参加者
結婚式の内容について。

 

  • いつ結婚式・披露宴を行ったのか?
  • 会場はどこ?
  • 新郎側の参加者は誰?
  • 新婦側の参加者は?
  • 全参加者の人数は?

 

これらを質問書に記載します。
結婚式は配偶者ビザで重要です。
またお互いの親族が参加しているかもチェック対象。

お互いの婚姻歴について

質問書、お互いの婚姻歴
次は双方の婚姻歴を記入します。
初婚か再婚か、再婚の場合は何回離婚したかなど。
再婚時は、前回の婚姻期間や離婚理由などを記入。

申請人が来日した回数

質問書、外国人パートナーの来日回数
お次は申請人(外国人パートナー)の来日回数です。
ここに記載する情報は、パスポートの査証欄を参考にして書きます。
(査証のハンコが薄いと読み取りに苦労します。)

 

質問書には直近5回の渡航歴。
渡航回数も記入、多すぎて分からない場合は多数と記載。

質問書6枚目の記載例

質問書6枚目の記載例
6枚目は日本人妻(夫)がパートナーの母国に渡航した記録を記入します。
あと外国人パートナーの退去強制歴や強制出国歴の有無。

日本人パートナーの渡航歴

質問書、日本人配偶者の渡航歴
日本人配偶者の外国人配偶者の母国への渡航歴を記入します。
この欄は旅券の査証欄のスタンプやシールに書かれた日付を写します。
渡航回数が多い時は、直近5回分を記入。

 

回数が多すぎて分からない場合は、多数と記入。
結婚後の渡航があれば下記の欄に記入します。

退去強制と強制出国歴の有無

質問書、退去強制と強制出国歴の有無
外国人パートナーの強制送還歴を記入します。
退去強制や強制出国した経験がおありの方は、その回数を書きます。

退去強制の内容

質問書、退去強制の内容
上記で有りにチェックを入れた方はこの欄を記入します。
退去強制になった原因(オーバースティ)など、出国した日時と空港名。
当時使用していたパスポートの名前や番号など。
(国によっては旅券が変わることあり)

質問書7枚目記載例

質問書7枚目の記載例
7ページ目の質問書です。
ここでは申請者たちの親族について。
申請者夫婦の子供の記入は無しです。

強制送還されるまで同居していたか?

質問書、強制送還まで同居
7ページ目の上部。
6ページ目で退去強制された方のみ記入。
同居期間と住所を。

 

親族の情報

質問書、親族の情報
この欄には申請者たちの家族の情報を記入します。
日本、外国の家族両方です。
申請者の子供は別ページにて記入。

 

  • 家族の名前
  • 年齢
  • 住所(海外の場合は都市名まで)
  • 電話番号

 

家族が既にお亡くなりだった場合は、住所欄に「死亡」とだけ記入。
年齢、住所は記入不要。

 

漢字圏(中国、台湾、韓国)は漢字名を記入。
それ以外の方はアルファベットです。

質問書8枚目の記載例

質問書8枚目の記載例
質問書最後のページです。
もう少しで終わりです、頑張りましょう。

国際結婚した夫婦の子供

質問書、国際結婚した夫婦の子供
この欄には、申請者夫婦のお子さんの情報を記入します。
連れ子も対象です。

 

親族で今回の結婚を知っている人

質問書、親族で結婚を知っている人
この欄は申請者夫婦が結婚した事を知っている家族についてです。
知っている家族の欄に丸を付けます。

誓約の自署

質問書、配偶者のサイン
これでラストです。
この欄は8ページに及ぶ質問書の内容に間違いがないことを入管局に誓うサインをする場所。
この部分は印刷ではなく、日本人配偶者がペンでサインします。

 

 

質問書の書き方と記載例でした。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました

この記事を書いた人

 

行政書士やまだ事務所 所長

 

行政書士 山田 和宏

 

日本行政書士会連合会 13262553号

大阪府行政書士会 6665号

申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)

大阪府行政書士会 国際研究会会員

大阪府行政書士会 法人研究会会員

 

【適格請求書発行事業者】

インボイス登録済

番号:T1810496599865

 

【専門分野】

外国籍の方の在留資格手続き、帰化申請(日本国籍取得)

年間相談件数は、500件を超える。

 

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