この記事は結婚紹介所経由で、パートナーと出会い結婚した場合について。
結論から言いますと、配偶者ビザ審査は厳しいものになります。
お二人がどれだけ想いあっていても、第3者からは上記の様に見られる傾向が。
なのて結婚ビザを取得するには、自分達が疑われている事を前提に戦略を立てる必要ありです。
上記の内容を入管の審査官に丁寧に説明します。
一般的な手続きよりも多くの書類や証拠が必要になる傾向があります。
上記のマンガは国際結婚紹介会社の利用の流れを説明したものです。
流れ自体は一般的な結婚紹介所と大きくは変わりません。
お見合いの対象者が外国人であることです。
国際結婚紹介所は、特定の国に特化した会社が多いです。
例えば中国人、ベトナム人、ミャンマー人などアジア系、ロシアやウクライナ、ベラルーシなど東欧系など。
料金は登録時、スカイプなどでのリモートお見合いの時、デート、成婚時に支払うことが多いです。
(200万円から300万円程度が相場と言われています。)
この数年は国家間にて渡航制限がありますのて、Skypeやzoomなどのテレビ会議システムを活用したお見合いが増えました。
(この部分は技術の進歩に感謝ですね。)
ご興味のある方は、インターネットて「国際結婚 お見合い ○○国」て検索してみてください。
色んな会社がヒットします。
お見合い結婚で在留資格の日本人の配偶者等を申請する場合の注意点を。
箇条書きの内容を1つずつ丁寧に証明していきます。
交際期間の短さやお互いの日常会話などに、不利な点がある事を知ったうえで戦術を組み立てる必要があります。
まずは異性を紹介した会社の実態を紹介する所からスタートです。
多くの国際結婚紹介所は、誠実なビジネスをしていると思います。
しかしながら一部は、ブローカービジネスや日本人のお見合い希望者から、お金を吸い上げる事がメインの業者も存在します。
入管局には過去に偽装結婚などを手掛けた会社のデータが蓄積されています。
(過去に事件起こしたり、怪しい案件でたびたび申請書に登場する会社や個人など)
万が一、お行儀が良くない会社経由での結婚だと、最初から黒と見做されるリスクがあります。
なのでお見合いで結婚した場合、最初にする事は紹介会社が誠実な業者である事を立証することです。
上記の様な各種書類を入手して、まともな会社である事を説明します。
いい加減な会社の場合、契約書や規約がいい加減だったり、会社側に圧倒的に有利な作りになっている事が多いです。
また会社のHPでも会社の住所や連絡先、代表者の写真が掲載されていない。
またデザインはキレイだけど中身が伴わないケースもあります。
(ウェブサイトを見るとある程度、業者の性格が見えてきます。)
会社のサポート体制が充実しているかも重要なポイントです。
Skypeやzoomでのお見合いの時に、通訳やスタッフのサポートがあるなど。
現地てのデートやお見合いの時に、現地で対応するスタッフの有無。
次に紹介会社の代表者や担当者の考え方スタンスも重要です。
真剣に国際結婚について考える方なのか、単にビジネスとして割り切った人間なのか?
国際結婚の良い部分だけを伝えて夢を見させるだけなのか、
それとも文化や価値観の相違で難しい面もある事を伝えるのか?
代表者や担当者が信頼てきる人物であることを書面で伝える必要があります。
次に説明する事項は、お互いの語学力と日常会話で使う言語です。
今の入管局は、お互いのコミュニケーション状況を非常に重く見ています。
質問書でも多くのスペースを割いて確認してきます。
国際結婚紹介所のお見合いの場合、コミュニケーション能力に疑問視を持たれるケースが多いです。
会社のHPを見た経験がある方はご存じだと思いますが。
ウェブサイトに掲載されている方で、日本語が堪能な人は少ないです。
大抵は母国語または英語が少しできる方が多い傾向。
日本語は日本でしか使われないマイナーな言語です。
日本に来たことが無い方は不案内なことが多いです。
そうなると日本人側が、外国人配偶者の言語に長けているか、夫婦共通で英語などが使えるかという形になります。
万が一、会話に支障がないレベルの共通言語が無ければ…
在留資格の取得は絶望的と言えます。
普通に考えても、言葉が通じないのに恋愛関係から結婚になるのか疑問がでてきます。
対策としては、質問書の交際の経緯に語学力がある事や会話が出来る事を記入します。
それだけては足りません、語学力を証明するような資料(英検の合格証、日本語検定の合格証など)が必要です。
また外国人配偶者が日本に来てから、日本語学校などて勉強する事をアピールするのもありです。
学校の入学案内等を提出する。
(この場合は、本当に入学しないと次回以降てアウトになります。)
次は交際の真剣度を説明します。
交際期間の長さと配偶者ビザの取得可能性は正比例します。
お見合い経由だと交際期間が非常に短くなります。
実際に会ったのが1回だけの電撃結婚は厳しすぎます。
最低ても複数回は対面でデートや旅行した記録が必要です。
(写真やパスポートの査証欄で説明)
またデートだけでなく、お互いの両親に会ったこと、友人に紹介したなどの証拠も有力です。
配偶者ビザは交際の真剣度をどれだけ証明できるかに掛かっています。
国際結婚相談所経由での結婚・配偶者ビザ申請は、てきる限り専門家に依頼する事をお勧めします。
予算に限りがある場合、書類チェックや有料相談を受けるだけても大分良くなります。
国際結婚紹介所のお見合いで結婚した場合でした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
行政書士やまだ事務所 所長
行政書士 山田 和宏
日本行政書士会連合会 13262553号
大阪府行政書士会 6665号
申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)
大阪府行政書士会 国際研究会会員
大阪府行政書士会 法人研究会会員
【適格請求書発行事業者】
インボイス登録済
番号:T1810496599865
【専門分野】
外国籍の方の在留資格手続き、帰化申請(日本国籍取得)
年間相談件数は、500件を超える。
【プライバシーポリシーと免責事項】
行政書士やまだ事務所のプライバシーポリシーと免責事項については
こちらの記事で解説しております。
【運営サイト】
はい大丈夫です。
お電話の場合、書類の確認などができないので、分かる範囲内での回答になります。
許可を出すのは入管局なので、100%必ずとはお約束は難しいです。
許可が取れるように最善を尽くします。
(虚偽申請はダメですけど)
在留カードなど本人確認書類をご持参いただけると幸いです。
大丈夫です。
相談者様が納得された時にご依頼いただければと思います。
(配偶者ビザ申請はお互いの信頼が最重要)
強引に契約を迫る事はございません。
配偶者ビザの種類によりますが、概ね以下の日数はかかるかと思います。
・新規の呼び寄せ:3か月
・ビザ更新:2か月
・ビザ変更:2か月
書類の準備に1か月程度と入管局の審査期間が必要です。
参考までに入管局の標準処理期間を6年分の推移をコンテンツにしております。